ブログテーマ「ラフ画」では、過去に制作した絵のラフ画の公開、およびそれに付随する何かしらの小話をご紹介します。
今回はギャラリーで公開しているゼノブレ3版メリア様の妄想水着絵のカラーラフについてです。
基本的に僕はカラーラフの時点でこのようにある程度以上色分け及び影乗せまでしっかり行い、
そこで作ったカラーラフレイヤーをそのまま本番の塗りに流用するという手法を採っています。その割にリクはパンツすら塗ってもらえていません、酷い。
この手法のメリットの一つは、ラフの段階から完成図のイメージを固めやすくなるということですね。
線画まで仕上げて、いざ塗ってみたらなんか違う…なんて感覚に陥ることは絵を描いてると結構あるんですが、
ラフの段階でしっかり固めておくことでそれを未然に防ぐことができると思います。
そしてこの手法の一番気に入っているところは、絵を描く時に一番苦手である「線画を作った後の下塗り+影乗せ」という工程を大きく省略できることですね。
色分けしたり影を付けたりといった作業って、個人的に絵を描いてて気乗りしない工程なので…
カラーラフをしっかりめに作っておくと、そこを早い段階でクリアできると思います。
ちなみにこの絵ですが、上記のように白銀比を意識した構図にしています。
この絵に限らず、2024年以降の絵は結構こういうのを意識したものが多いです。
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